GEORIDE HAKUSAN 2025

2025年5月18日(日)GEORIDE HAKUSAN 2025が開催されました。
第2回目であり実質初開催となる今回、GEOロングコース(100km)、GEOハーフコース(50km)共に募集枠いっぱいのエントリーをいただき、約500人の参加者がご来場くださいました。

当日受付は朝6時から行われました。
受付後、参加者にお渡ししたノベルティボトル。

5月の爽やかに晴れた空の下、開会式が始まりました。
開会式は、来賓・ゲストライダーからのご挨拶の後、注意事項の説明等があり、続いて白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)様による安全祈願の儀で参加者の皆様の無事を願いました。

来賓の皆様からご挨拶をいただきました。左が田村敏和白山市長、中央が冠スポンサーである株式会社トスマク・アイの藤井雅之社長、右が大会顧問の佐々木はじめ衆議院議員。
ゲストライダーの3人。左から一青妙さん、あっちゃん、あむちゃん。第1回目から引き続きご参加くださいました。
白山比咩神社様よる安全祈願の儀。
サポートライダーチーム。安全でスムーズな走行となるよう参加者のみなさんを先導します。
台湾のサイクリング雑誌「Bicycle CLUB(バイシクルクラブ)」の記者の方が取材のためご参加くださいました。実行委員長と大会パネル前で。

開会式の後は、スタート地点へすぐに移動です。
GEOロングコース(100km)、GEOハーフコース(50km)の順番で、小集団で順次スタートするため、ライダーのみなさんにはスタンバイをお願いしました。

スタンバイ中の参加者のみなさん。
スタートまでもうすぐです。

いよいよスタート!

スタート時気温は18℃、お天気は曇り空に変わり少し涼しく感じましたが、熱中症の心配も少なく、サイクリングを楽しむにはもってこいの気候となりました。

スタートの合図と同時に最初の小集団がスタート。少し間隔を空けて、次の小集団がスタートし、次々にライダーがスタートゲートを出発しました。

田村白山市長、㈱トスマク・アイ藤井社長、佐々木衆議院議員大会顧問もサイクリストとして大会に参加。
笑顔でスタート︕いってらっしゃい︕
続々と出発されるライダーのみなさん。
親子ライダーの姿も。楽しんできてくださいね︕

GEORIDE HAKUSAN 2025 コースマップ

GEOロングコースの第1エイドは松任海浜公園。GEOハーフコースは第1エイドがトレインパーク白山で、その後、松任海浜公園のエイドに向かいます。
ここから次のエイド・手取公園右岸園地まで海沿いのコースを走ります。

海沿いのサイクリングロード。すぐ近くに日本海が望め、海からの風が気持ちいい。
遠くまで広がる空と海を眺めながら走るコースは最高。
テトラポッドの向こうに水平線が見渡せる。

手取公園右岸園地を通過すると、手取川に沿ったサイクリングロードを走ります。
清流の川音を聞きながら緑豊かなロードを上流の山側に向かって進み、海から川、川から山と一筆書きのコースならではの景色の移り変わりを楽みながらの走行です。

清流の川音をBGMに5月の爽やかな風がを感じながら走る手取川沿いのコース。
川上に向かうコースはどんどん緑が深くなります。ライダーのみなさんも気持よさそう。

手取川沿いのロードはアップダウンも少なく、スムーズに気分よく飛ばせるポイント。
次のエイド・加賀一の宮駅までペースをゆるめることなく走れます。

そしてレトロな駅舎が見えてきたら、そこが加賀一の宮駅(かがいちのみやえき)です。

春の加賀一の宮駅(正面)。「加賀一の宮」の駅名は白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)に縁の深い白山七社(はくさんしちしゃ)に由来している。

GEORIDE HAKUSANのコースの元になった「手取キャニオンロード」は、北陸鉄道の廃止路線・金名線(きんめいせん)の路線跡に作られたサイクリングロードです。加賀一の宮駅は金名線の終着駅(廃駅)で、駅舎は国の登録有形文化財に指定されています。

続々とライダーが到着。右後方に見える建物が加賀一の宮駅舎。
GEOロングコースのライダーは、ここから山側コースの奥に向かって出発。アップダウンが激しくなるので、お気をつけて︕

GEOロング・ハーフ両方のライダーが続々と到着。このエイドでは「米粉ドーナツ」とドリンクを補給食としてご用意しました。
このエイドはGEOハーフコースの折り返し地点。ハーフのライダーはここからフィニッシュ会場へ。
GEOロングコースのライダーはここでコースの1/3。この後山側コースの奥、道もアップダウンやカーブの多い道になります。
途中ジオポイントでもある綿ヶ滝を通過し、GEOハーフコースの折り返しのエイド・白山下を目指します。

落差が約30mもある綿ヶ滝。飛び散る水しぶきがまるで綿をちぎって落としたように見える様子が名前の由来。
急で滑りやすい階段を降りると滝壺近くまでおりられる。 水しぶきがミストのように涼しさを感じさせてくれる。

エイド・白山下はGEO ロングコースの折り返し地点です。ここは昼食ポイントでもあり、温かいうどんと石川のブランド米「ひゃくまん穀」のおにぎりをご用意。栄養補給をして、後半に向けた休憩をとっていただきます。

山間のポイント、エイド・白山下が、普段では見られないような賑わいぶり。
取材中のゲストライダー・あっちゃん。元気な笑顔に癒されます。ありがとう︕

GEOロングコース折り返し地点以降のコースはアップダウンが激しくなります。ここからがGEOロングコースの山場です!標高が白山下258m、関門・別宮北交差点184m、鳥越高原大日スキー所跡付近が438mと、2倍前後の標高差を繰り返し、道も大きく蛇行し、変化に富んだコースが続きます。
ここをクリアし、再度関門・別宮北交差点を通過すれば、後は下りとなります。そこまでくればフィニッシュまでもう一息です!

復路の加賀一の宮駅付近。変化に富んだルートも無事終わり、フィニッシュ会場へ向けてもう一走り。

フィニッシュ地点の松任総合運動公園。GEOハーフコースのライダーがお昼ごろに、その後GEOロングコースのライダーが次々と到着しました。

笑顔でフィニッシュ︕みなさん、おかえりなさい︕
新緑の中、完走後のライダーズの笑顔が映えます。
親子ライダーがフィニッシュ。楽しそうな笑顔が何より!
一青妙さんはGEOハーフコースに参加。一足先に笑顔でフィニッシュ!
GEOロングコース参加のあっちゃんとあむちゃん。笑顔で100km完走。

フィニッシュ後、参加者には完走記念として「歓走証」をお渡ししました。
それと一緒に白山市内の入浴施設で使える入浴券をプレゼント。大会の疲れを白山市のお湯で流して、さっぱりしてお帰りください!

完走したライダーには歓走証をお渡ししました。
入浴券は、白山市内の入浴施設が無料で使える(5施設で利用可)。

GEORIDE HAKUSAN 2025は、みなさんのご協力もあって無事終了できました。
この大会がみなさんの楽しい思い出となったことを願っています。
次のGEORIDE HAKUSANはさらにバージョンアップする予定です。また大会会場でみなさんにお会いできることを楽しみにしています︕

同時開催「白山・台湾いろどり市」

松任総合運動公園では同日、市民交流イベント「白山・台湾いろどり市」が開催されました。人気の台湾グルメの屋台が多数出店し、他にもステ―ジイベントや変わった自転車試乗会などが楽しめるイベントでした。
台湾とはサイクリングを通して交流を深めていますが、このイベントがもっと台湾を身近に感じていただくきっかけとなったのではないかと思います。

台湾グルメが楽しめる「白山・台湾いろどり市」。
どのお店もすごい行列!台湾グルメの人気を実感。
お茶やお菓子、工芸品などのお店も出店。こちらも賑わっている。
一青妙さんがGEORIDE HAKUSAN 2025やサイクリングの魅力について語るトークイベント。
迫力ある太鼓演奏のステージ。演奏は地元の和太鼓響友会・中奥和太鼓「烈火」。
台湾生まれのシンガーソングライター・洸美(hiromi)さんのステージライブ。